御成約頂いて、ご要望に合わせた仕様変更作業をStudio203dbで。
僕が30代に、ある方向性を目指して改造・使用していた YAMAHA BB 800。
見る人が見れば、「あー、Billy Sheehan ね」と言うベース。
でも、HIP SHOTはまだ未装備だったり、ピックアップがセパレート出力じゃ無かったり、ウーファーピックアップのハイカットスイッチが無かったりと、ガチなBilly Sheehan 仕様では無い改造ではありました。
MR BIGの曲を演る上では必要充分な仕様だったので、当時の自分としてはここが着地点として美しかったのだと思います。
時は流れ、“そう言う活動”も希薄になってしまったので、2本所有してる「MR BIG 仕様」の内の一本を手放す事に。
何か良いベースはないかな?と言う同い年の友達からの問い合わせに、とても質の良いプレベサウンドのベースとして提案。
スプリットピックアップをディマジオからビンテージ系の物に交換してのデモでしたが、この時期の Japan Vintage の持って生まれた良質な音質を気に入って頂いて御成約に。
ネック寄りに追加されている DiMarzio Model One は、スプリットピックアップのヌケの良いロックサウンドに心地良いローエンドと丁度良い「ツーピックアップ感」を演出してくれます。
デモ時点では、2ポットの回路が「2ヴォリューム仕様」でトーンコントロールがなかったので、トーンコントロールを追加と言う仕様変更。
↑ビフォー↓アフター。
250Kのデュアルポットを使って、既存のピックガードを無加工でトーンコントロールを追加。
そしてフレットのメンテナンス。
音つまりなどの問題はないコンディションでしたが、軽く擦り合わせ。ピカピカのフレットは気持ち良いです。
ペグも磨いて。
新品みたいにと言うワケにはいきませんが、触った感触を「ザラッ」とした感じから「ツルン」とした感じに。
明日納品予定です。