バンド録音 200321 STUDIO LAUT ドラムの事を少し。

仕事関連

先月と同じバンドさんでまた別の曲を録音と言う仕事。

前回は歌・ドラム・ベースのベーシックトラックの一発録りでギターが別でオーバーダブと言う進め方だったが、今回はよりライブ感のある音にしたいと言うご要望でギターも含めた一発録りとなった。

先月の録音ではスタジオ側のドラムの準備としてはオーソドックスなチューニンングでお渡しし、ドラマーさんはその状態のままで演奏をなさった。そしてそのラフミックスの時に楽曲のイメージに合わせてドラムの音色をご要望に添って編集で追い込む流れになった。

今回はギターアンプの音も一つの部屋の中で鳴らす為ギターの音もドラムのマイクに被って来るのでドラムそのものの元々の音がよりご希望に近い方が良いと言う事で、タムを12″の浅胴から13″の深胴変えてヘッドもコーテッドアンバサダーを張り、全体をダブつかないギリギリに緩くチューニングした。

ドラマーさんは僕の準備を一撃で気に入ってくださり、そのまま録音に突入。(写真は準備段階で撮ったので、ミュートやマイクの位置は本番とは異なります

と言うバンド録音のドラムのちょっとしたお話。