STUDIO LAUT モニタースピーカー

仕事関連

先日STUDIO LAUTの編集デスクの環境更新で、後日に回したモニタースピーカーの調整。

このスタンド自体は少し「低め」に設定してあって、高さ調整をする事が前提になっている。

レッグにネジ固定されている天板はt=24mmで、さらに固定されていない24mmを重ねてその上にモニタースピーカーを仮に置いた状態が1/19の状態。

 

作業環境更新 STUDIO LAUT 200119
物事に歴史ありですな。 今回この記事を書くにあたり過去写真を探してみたら色々思い出しましたなぁ。 見つけた一番古い写真がこれ。 パイオ...

で、この日「訳あり」で後日にした高さ調整を行う事に。

じゃ、何の為の高さ調整かと言うと、正確な低音再生。

なぜ正確な低音再生に高さ調整が必要かと言うと、低音再生には「キャンセレーションとの戦い」と言う地味な重要課題がある。

もちろん究極の理想は正確な音を再生する為の部屋を設計・施工できる事なのだが、これには相当の費用がかかる。

実際に参りました!って音を聞かせて頂いたのはKim Studio

レコーディング|Kim スタジオ 機材リスト 株式会社ケイアイエム 南青山
Designed and developed by Codify Design Studio - codifydesign.com

正確な音とは、こうであるべきなのか…と。

それからは再生環境はかなり勉強した。そしてこの課題は非常に重要。

実際、僕が2014年まで石川県金沢市古府でやっていた当時レコーディングスタジオでは「当時の部屋での最良の状態」を手に入れるのに随分の時間を要した。

だけどその時間をかけたおかげで、その空間に置ける最良の低音再生のスタート地点をどこにおくべきなのかも見つける事ができた。

それが「高さ」。見つけた結論は非常にシンプルだった。

それは低音のエネルギーの発生の中心の高さを床ギリギリか天井ギリギリか天井の高さの半分にする事。

ただ、これはあくまでも調整のスタート地点で、部屋には様々な障害物があるのでここからの高さの微調整がある。

StudioLAUTのモニター環境は、サブウーファーが机下床置き、フルレンジが天井と床のちょうど中間付近ちょっと低めで調整のスタート。

まずはスピーカーの高さ調整の為の部材の製作。フルレンジ再生用のMSP5 STUDIOの底面から取った型でt=18mmバーチ材合板を切り出していく。

事前に調整範囲の見込みがついているので必要枚数は調整用8枚(+天板用2枚)。

いよいよ測定しながら、高さの調整に進む。

測定は編集者位置とディレクター位置の2箇所で。

高さ調整板0枚から(F特は上段が編集者位置、下段がディレクター位置、左がサブウーファー有り、右がサブウーファー無し)

高さ調整板1枚(F特は上段が編集者位置、下段がディレクター位置、左がサブウーファー有り、右がサブウーファー無し)

高さ調整板2枚(F特は上段が編集者位置、下段がディレクター位置、左がサブウーファー有り、右がサブウーファー無し)

高さ調整板3枚(F特は上段が編集者位置、下段がディレクター位置、左がサブウーファー有り、右がサブウーファー無し、右下履歴リセットミスってる)

高さ調整板3枚+天板2枚(F特は上段が編集者位置、下段がディレクター位置、左がサブウーファー有り、右がサブウーファー無し)

と言う結果。

ディレクター立会い時での編集作業は編集者位置のとイメージの差も少なく全体のバランスも良い「高さ調整板3枚+天板2枚/サブ無し」

低音域の量感・問題を確認する上では「高さ調整板3枚+天板2枚/サブ有り」

このセッティングでしばらく録音作業をしつつ、順次また細かく追い込んで行く予定。

清水 聖一 / Shimizu Seiichi

ベーシスト / PAエンジニア / レコーディング・ミキシングエンジニア / 第七ギョーザソムリエ / ソースカツソムリエ / 豚バラマスター
 
金沢が誇る「何屋さんなのかよくわからないひと」として、日々「秘密」な任務に携わっているが、実際何をしているのかわからない。
 
趣味はベースを購入すること、特技はベースを並べて鑑賞すること。

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THE 清水 聖一