後を継がなかった清水甘味堂の長男デカシミの庶務課編その2.1.0

仕事関連

何をしようとしてるか…で言うと、トイレの手洗い環境の近代化ですかね。

手洗い場の鏡の前のちょっとした環境改善。

この建物の設計をしてくださった方は昭和な方だったんだろうねトイレの手拭きは共用タオルが前提だった。衛生面で問題があるだろうと共用タオルの使用をやめてペーパータオル切り替えたけれど、そのペーパータオルを置く所に困って現在は水洗トイレのタンクの上に。それに鏡の前で女性のちょっとした用事の為にも小物をおけるスペースがあると良い。と言う事でちょっとした物を作る事に。

さあ、工場に戻って材料の切り出し。

使う材料は最近何かと使用率の高い針葉樹の合板。

特に図面も描かず、施工場所の寸法情報だけでザクザク切っていく。

物自体は非常にシンプルな物なので。

材料切り終わって組み立て。と言っても物の2〜3分。

ボンドの硬化を一晩まって、組み立てた後で思いついたトレー部分の溝を掘る。

そしてサンディング。

次に塗装前の目止め。ここからが実験データー取り。

目止めに使うのはタイトボンド。ちょっとした事がきっかけで思い付いたこの方法。期待通りの結果が得られるかはやって確かめるしか無いと言う事で。

塗り終わったので乾燥を待つ。

乾燥状態を確認後もう一度重ね塗り。

2~3日置いてみて、サンディング。

裏面の少し流れて溜まった所の「ダマ」は、木工ボンド特有の柔らかさを感じる削り心地。

肝心の表側面はと言うと、手で撫ぜた時の音は「サラサラ」とした高い音。こちらはダマの部分の柔らかさとは違う硬目の印象。

とにかく削ってみる。

サンドペーパーは240を使用。ラッカー系の塗装が前提ならこの手の家具系は240で研げば良い感じに。ペーパーの掛かり方も目的に対して必要十分な硬さを持っている感触。

削れた粉の出方からも、この用事に使う塗装下地としては必要十分な結果を得られた印象。

粉を除去。塗装工程に進みます。(つづく〜