製作中のカスタムメイド(意味がダブる…)ギター キャビ テスト機の塗装作業。
塗装と言う作業は好きだぁ、物に命を吹き込む感じがするぅ。
ご依頼主リハーサルにて試作機を気に入って頂き、近く大阪ライブでの実戦テストをお願いするにあたり試作テスト機の塗装作業。
先ずはユニットや配線を外して
サーフェーサーの塗布
今回はテストで持ち歩く為の必用最低限の塗装と言う事で、普段は2液ウレタンを使うところ、今回は「時短」のために缶スプレーを使用。
思ったより「薄い」けど、重くならないと言う意味ではありがたい誤算と言う事で。
同じく取っ手部・ポート・バッフルも、缶スプレーの艶消し黒で。
物に命が宿り始める~w
このあたりから作業する自分の気持ちが盛り上がってきますな。
外装の塗装準備をして、いざ!
仮の塗装ではありましたが雰囲気は出したいので、半艶消しの仕上げにすべく塗料を工夫。
ご要望は、「2台をそれぞれ黒と茶で分けて」との事。
若い塗装は運搬中の車内に匂いがこもるので、乾燥時間を日数的に考えて市販の水性塗料を選択。でも市販品に半艶消しなんて無いに等しい。と言うわけで艶消し黒・艶有り黒・艶有りカーキブラウンを購入。「黒」は艶有りと艶消しをまぜて半艶消し黒に、「茶」は艶有りカーキブラウンと艶消し黒をまぜて半艶消しダークブラウン作戦に。
ただ気温は低いので、水性はそれはそれで乾燥が間に合うか心配。
塗装が終わって動かせる状態になってから、低め室温設定にしたリペアルームに持ち込んで乾燥をフォロー
表面がサラサラになったので、ユニットやネットを組込。
ネットのデザインはまだ仮ですが、方向としてはこんな感じを予定。
大阪用になったテスト機を、またご依頼主リハーサルのスタジオに持ち込んでチェック。
このまま納品バージョンが完成するまで使ってて下さいと、物を預けて。
後日、大阪ライブで使って頂いてる状態の写真を頂きました。
ただ、やはり塗装の乾燥時間は不十分だった模様。ライブ後かな?キャビにアンプのゴム足がくっついて外すのにご苦労されたと…
ご迷惑をおかけいたしました。
納品バージョンでは、そのようなご迷惑をおかけしませぬよう、気をつけます!