200216 バンド録音 STUDIO LAUT

仕事関連

今日は先週の続きの録音。

先週はドラムのトップマイクだけ話したけど、今日はドラム周りとボーカルのマイクの事を。

とは言っても、特に特別は話って無いのかな〜かな?どうだろう。

トップは、ガイコツBeta57。1989年にリリースされたマイク。初代BETAは見つけたら入手するべきだと思う。

コンデンサーの繊細さとダイナミックのガッツがバランスよく共存してるようなマイク。これはちょっと改造してますが(ボソっ)

ライド・ハットは C391。今回のドラム録り唯一のコンデンサーマイク。これもディスコンになったマイクですね。C451じゃないと使い物にならない的な話は聞くこともありますが、コンデンサー的オフ気味の美しさで比較するとその意見もなるほどかもしれませんが、「オン気味」は実はC391の方が美しいと僕は思ってる。もう手に入りませんが、見つけたら買って損はないと思う。

タムはE604。最近タムの音はコンデンサー系で揃えるときはC3000Bを使っていますが、今回はゼンハイ。実は録音用に旧421が欲しいと思っていたり。421はネット叩かれて壊れると直せないのがね…

スネアはトップもボトムもBETA57A。このガッツ感はラウド系では安定の結果をくれますね。

スネアマイクは実はYAMAHAのMZ205Beが大好きで、当時「スネアはSM57」神話真っ只中の頃に僕はライブでもレコーディングでもMZ205Beを使っていた。当時よく「え〜?YAMAHAのマイク??」って言われたけど、しばらくしてPRO SOUNDの記事でレコーディンにも使える良いマイクだと海外のエンジニアがインタビューでコメントしてから周りの人は掌を返したのが面白かったけどね。その時に感じてたニュアンスをスネアを録る時のBETA57Aに感じる。BETA57Aはスネアに合うと思う。BETA56Aより好きかも。MZ205Beディスコン後にY社の営業さんにどこかに流通在庫残ってないかな〜?って聞いたらATM23を買ってくださいって言われた。そう言われて試したけど、欲しいイメージと違ってたなぁ〜

キックはBETA52&SM57。この組み合わせが大好きですね。やってみてー。位置は揃えて使うのがおすすめ。SM57、これもちょっと改造してるプレメキシコ(ボソっ)

ボーカルはC3000B&D112。ヤバイもん録ってる感じでしょう?w

こんな感じ。今回のマイクの紹介でした。

今日の作業は終了。

清水 聖一 / Shimizu Seiichi

ベーシスト / PAエンジニア / レコーディング・ミキシングエンジニア / 第七ギョーザソムリエ / ソースカツソムリエ / 豚バラマスター
 
金沢が誇る「何屋さんなのかよくわからないひと」として、日々「秘密」な任務に携わっているが、実際何をしているのかわからない。
 
趣味はベースを購入すること、特技はベースを並べて鑑賞すること。

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THE 清水 聖一